WordPressで作る会員制サイトの5つのセキュリティ対策を解説!

WordPressで作る会員制サイトの5つのセキュリティ対策を解説!

この記事では、WordPress会員制サイトを作成する際に導入すべきセキュリティ対策を解説しています。

長年、CMSの開発企業に勤めている、私 しおかわが記事をお届けします!

WordPressを使って会員制サイトを構築してみたいが、セキュリティ面が心配・・・

上記の悩みを解決するために、誰でも簡単に実行できてセキュリティ効果の高い5つのポイントに絞ってお伝えしますね。

会員制サイト作成の参考になれば嬉しいです。

まず確認。WordPressへの攻撃事例は多いです!

WordPressへの攻撃事例は多い

セキュリティ対策を紹介する前に、WordPressへの悪意のあるハッカーによる攻撃について、簡単に解説しておきますね。

私はホームーページ作成システムを提供している会社の開発部門に勤めていますが、このシステムへのハッカーからの攻撃回数は、多い日ですと10万回を超えます。

その攻撃の8割以上が、WordPressを狙ったものです。

勤め先のシステムにWordPressは使われていないのですが、それだけWordPressを狙った無作為な攻撃が多いということ。

会員制サイトを構築し運営すると、大切な会員情報をたくさん抱えることになります。

下記の5つのセキュリティ対策をチェックして、万全を期してくださいね!

WordPressで作成した会員制サイトへの5つのセキュリティ対策

WordPressでの会員制サイトのセキュリティ対策5つ

結論から言いますと、下記の5つです。

  1. 会員制サイト専用のWPテーマを使いバージョンを最新に保つ
  2. WordPress自体のバージョンも、しっかり最新に保つ
  3. セキュリティが強いレンタルサーバーを使用する
  4. 管理画面のユーザー名・パスワードを強化する
  5. セキュリティ対策プラグインを導入する

それぞれを解説していきますね。

1.会員制サイト専用のWPテーマを使いバージョンを最新に保つ

実は世の中には会員制サイトを作成するため専用に開発されたWordPressテーマが存在します。

上記の専用WordPressテーマは当然、セキュリティのことも考えられているので、自作するよりも安全です。

とはいえ、いくら専用のWordPressテーマを使っていても、そのバージョンが古かったらセキュリティの問題が発生する可能性が出てきます。

なので、会員制サイト専用のWordPressテーマを使いつつ、バージョンを最新に保ようにしましょう。

なお、どんな会員制サイト専用のWordPressテーマがあるのか?については、こちらの記事を参照くださいね。

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2.WordPress自体のバージョンも、しっかり最新に保つ

上記に基づいて、いくらWordPressテーマを最新に保っていても、その土台となるWordPressそのものが古かったら問題の可能性が上がります。

なぜなら、ハッカーによるWordPressへの攻撃方法が進化するからです。

そのためWordPressは、しょっちゅうセキュリティ強化のバージョンアップがなされます。

そして、そのWordPressバージョンアップを取り込まずに放置しておくことは危険です!

ですので、新しいバージョンのWordPressがリリースされたら、しっかり取り込んで最新の状態を保ちましょう。

3.セキュリティが強いレンタルサーバーを使用する

これはWordPressを使った会員サイト以外にも言えるのですが、土台となるサーバーにも気をつけましょう。

WordPressのセキュリティ対策をきちんと行っていても、その土台となるサーバーが脆弱だったら元も子もありません。

セキュリティ対策がしっかりしている、おすすめのサーバーは私も長年、利用しているエックスサーバーです。

ファイアウォールやIDSなどによる監視や、定期的なソフトウェアなどの脆弱性診断をしっかり行ってくれています。

エックスサーバーの詳細は、下記より公式サイトをチェックしてくださいね。

>>エックスサーバーの詳細はこちら

4.管理画面のユーザー名・パスワードを強化する

サーバーやWordPressのセキュリティ対策を行ったら、続いては運用面になります。

結論、ユーザー名とパスワードは10文字以上にしましょう。
さらにパスワードを英数字を織り交ぜたランダムな文字列
にしておくと吉です!

パスワードが8文字以内だとハッキングされやすいというデータがあります。

なので、間違っても文字数が少なくて覚えやすいものにはしないでくださいね。

どれだけサーバーやWordPressのセキュリティレベルを上げても、管理画面にログインされてしまったらアウトです。

セキュリティ対策プラグインを導入する

最後にセキュリティ専用のWordPressプラグインを使って、安全性を万全にしましょう。

おすすめのプラグインは以下の2つです。

  • SiteGuard WP Plugin
  • Google Authenticator

「SiteGuard WP Plugin」は、これ一つインストールだけで、11種類のセキュリティ対策を設定できる優れモノ。

「SiteGuard WP Plugin」の公式サイトは、下記になります。

>>SiteGuard WP Plugin

一方で、「Google Authenticator」は、WordPress管理画面へのログインに二段階認証を設定できるプラグインです。

「Google Authenticator」の公式サイトは以下です。

>>SiteGuard WP Plugin

WordPressでの会員制サイトのセキュリティ対策についてのまとめ

以上、WordPressで会員制サイトを作成する際に導入すべき5つのセキュリティ対策を解説しました。

会員制サイトを運営すると、多くのユーザーの大切な個人情報をあずかることになります。

ですので、個人サイトを作成するとき以上に、万全のセキュリティ対策を行っておく必要があります。

本記事が、WordPressを使った会員制サイト作成の参考になれば嬉しいです。

また、会員制サイト専用のWordPressテーマがあるのか?については、こちらの記事をご参照ください。

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